::: プロデューサー日記 :::
山下 治城
Haruki Yamashita
チーフ・プロデューサー
チーフ・プロデューサー
鳥取県 倉吉市
■趣味
舞台を見る。映画(ドキュメンタリーからアニメーションまで)。読書。
■座右の銘
大局観とディテイル
■尊敬する人
宮崎駿
■好きな食べ物
カレー・ラーメン・寿司・蕎麦
■プレイスポット
劇場&映画館
■チャームポイント
ものを見る、まなざし。
■一番大切なものは?
自分に正直であること。
■休日何してる?
舞台鑑賞・映画鑑賞・料理
■好きなCMは?その理由は?
サントリーローヤル「ランボー」篇 学生時代に見た、このCMがきっかけで、僕はこの業界に入った。
■どんなPrになりたい?
矜持をもった人間として生きていきたい。
【代表作品】
◎エステー化学:消臭力
◎三井住友海上火災:企業
◎総務省:参議院選挙
◎レダ:プチシルマ シリーズ
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2008/02/08 - 00:51
「新しい橋」城山羊の会(@駅前劇場) 趣味の周辺。
山内ケンジは変わった。
山内健司から山内ケンジへ演劇をするときの名前を変えた以上に変わった。
彼の中でどんな変化があったのだろうか?
あきらかに深化している。
人間の描き方がこれまで以上に深く、
その深遠にはどうしようもない現実が横たわっている。
その現実と向き合いながら人は生きていく。
歳を重ねるということは、それに向き合うことだと思う。
随分前に山内さんから
今度はベルイマンの「ある結婚の風景」みたいなものをやりたい
というメールが来ていた。
昨年亡くなった、ベルイマンの遺志を継ぐものがここにいる。
夫婦の関係の話。
数組の夫婦と夫婦だったものたちが登場する。
クラシックの美しい調べが幕間で効果的に使われる。
深浦加奈子が出色である。
やはり山内ケンジの舞台に彼女は欠かせない。
あるきっかけから深浦加奈子がアルバイトを始める。
その時のホテルの一室でのシーンから観客は釘付けになる。
少しだけ長いエピソードから一気に夫婦関係が変わり新しい関係に転換していく。
その理由は?
何故、夫婦関係の危機が始まったのか?
家族に何が起こったのか?
最後まで真相は明らかにされない。
二人の間に出来た娘が
自傷行為を繰り返し幾度となく入院を繰り返している。
その娘にキチンと向き合うことの出来ない夫婦が、
その現実に耐えられなくなり現実逃避を行いはじめる。
しかし、結局その現実逃避は、一時的なものに過ぎない。
家族とはそのようなものである。
結局、一生付き合っていかなければならない唯一無二の存在。
山内ケンジは、「家族の関係」ということについて深く
考察してみたのかもしれない。
その思考の結果が今回の舞台となって結実している。
そんな気持ちになった。
丁寧な演出が舞台から品の良さみたいなものを立ち昇らせる。
山内さんがNOVAのCMで起用した、
古館寛治が深浦加奈子の夫役である。
また、小浜正寛(ボクデス)と石橋けいも今回の舞台で新しく起用された。
全ての役者のアンサンブルが素晴らしい。
その調和が舞台の品格につながる。
石橋けいのメガネ姿がいい。
山内さんはメガネをかけた美人の役が好きである。
濃厚なキスシーンはそのシチュエーションと
合わせてドキドキするシーンだった。
1950年代の日本映画の黄金時代に作られた
愛憎たっぷりのプログラムピクチャーを彷彿とさせる。
そこに現代的なエピソードや要素が盛り込まれるのだが、
読後感としては、そのころの良質な
日本映画を見ているような印象がある。
ラストのシャープな暗転が格好いい!
2月11日まで下北沢駅前劇場にて!
日曜日の夜の回(19:30〜)はまだチケットに余裕があるらしい。
問い合わせは「[城山羊の会]http://e-pin.jp/shiroyagi/top.html」へ。
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