::: プロデューサー日記 :::
山下 治城
Haruki Yamashita
チーフ・プロデューサー
チーフ・プロデューサー
鳥取県 倉吉市
■趣味
舞台を見る。映画(ドキュメンタリーからアニメーションまで)。読書。
■座右の銘
大局観とディテイル
■尊敬する人
宮崎駿
■好きな食べ物
カレー・ラーメン・寿司・蕎麦
■プレイスポット
劇場&映画館
■チャームポイント
ものを見る、まなざし。
■一番大切なものは?
自分に正直であること。
■休日何してる?
舞台鑑賞・映画鑑賞・料理
■好きなCMは?その理由は?
サントリーローヤル「ランボー」篇 学生時代に見た、このCMがきっかけで、僕はこの業界に入った。
■どんなPrになりたい?
矜持をもった人間として生きていきたい。
【代表作品】
◎エステー化学:消臭力
◎三井住友海上火災:企業
◎総務省:参議院選挙
◎レダ:プチシルマ シリーズ
新着投稿
ブックマーク

2007/10/18 - 11:28
「中島信也CM展」(@ggg・クリエイションギャラリーG8) 仕事の周辺
2会場での催しをじっくり見て思った。
やっぱり、中島さんはミュージシャンなんだ!と。
ミュージシャンの持つ特性を、このCM業界に持ち込んだ
稀有な才能の持ち主といえる。
それも、ありとあらゆる種類の音楽に精通しているミュージシャンである。
もともと、中島さんが音楽活動をされていたというのは有名な話である。
高校時代から大阪の千里あたりで有名だったらしい。
そのころ、これまたCM演出家の黒田秀樹さんと
バンド活動を通じて出会うことになったと聞いたことがある。
今も、中島さんの作るCMで印象に残る音楽のCMは多い。
最近の、資生堂の企業CMしかり、ユニクロのCMしかり。
それは過去に遡っても同様だったことがわかる。
チチンブイブイのアリナミンのCMにしても、
東レの企業CM「みんなが鳴っている」にしても、
ステップワゴンのCMにしても、
音楽が効果的に人びとの耳に残る造りになっている。
しかし、ミュージシャンとしての特性は、
CM音楽のジャンルだけに限定されるということでないのは、自明である。
それは映像の編集点やカメラや映像の中の人やものの動きに関しても
同様であることが膨大な画コンテの中から読み取る事ができる。
CMによっては、これでもかと思えるくらいのカット割を
綿密に描いたコンテが作成されている。
まるで、この人はコンテを描くことによって自分の頭の中で
時間軸が動き出し、まるで音楽のスコアを描くように
画コンテを紡いでいくのだろうか?とすら思う。
その楽器は多種多様である。
それは出演タレントだったりCGだったりアニメーションだったり、
台詞だったり、ナレーションであったり効果音であったり、
それらの様々な要素が映像として定着されるとき
どのようになっていくのかということの完璧な設計図になっている。
あまりの細かさと、その正確さに恐れ入るのである。
しかし、このミュージシャンの資質をもった
CMディレクターはそれだけではとどまらない。
というか、すぐに自己の作った枠から逸脱しようとするのである。
創造と破壊を繰り返す。
まさにここの部分を捉えると、一種の芸術家であるとも言える。
それは以下のような事実からも伺える。
現場で起きた予想もつかないことを中島さんは受け止め、受け入れる。
それはスタッフの進言に関しても同様である。
スタッフの言葉に耳を傾け、自己の設計図にだけとらわれず
刻々と変容を重ねながら
新しい価値観を模索し続けているのである。
だからこそ、20年以上も第一線で活躍されているのだろうし、
それ以外のジャンルでも一流であり続けられるのだろう。
複数のADが中島さんのことについて以下のようなことを書いていた。
中島信也は一流の司会者であり、作詞家であり、作曲家であり、大学教授であり、
会社役員であり、上司であり、父であり、夫であり、もちろんCMディレクターであると。
なるほどなああああと感心した。
会場には等身大の石膏像がある。
もちろん、彼の頭上には何故か一輪の薔薇が添えられている。
そこのフロア(@ggg・1階)で行われている展示が面白い。
CMの出来るまでの映像ドキュメントの展示がものすごくリアルなのである。
そして、僕は、SONYのリバティのCMを、久しぶりに見て、
20数年前にこの業界で働き始めたことの喜びを
あらためて噛み締めたのだった。
「絵コンテ原画展」(@クリエイションギャラリーG8)
「中島信也と29人のアートディレクター」(@ギンザ・グラフィック・ギャラリー)にて
10月26日(金)までやっています。
やっぱり、中島さんはミュージシャンなんだ!と。
ミュージシャンの持つ特性を、このCM業界に持ち込んだ
稀有な才能の持ち主といえる。
それも、ありとあらゆる種類の音楽に精通しているミュージシャンである。
もともと、中島さんが音楽活動をされていたというのは有名な話である。
高校時代から大阪の千里あたりで有名だったらしい。
そのころ、これまたCM演出家の黒田秀樹さんと
バンド活動を通じて出会うことになったと聞いたことがある。
今も、中島さんの作るCMで印象に残る音楽のCMは多い。
最近の、資生堂の企業CMしかり、ユニクロのCMしかり。
それは過去に遡っても同様だったことがわかる。
チチンブイブイのアリナミンのCMにしても、
東レの企業CM「みんなが鳴っている」にしても、
ステップワゴンのCMにしても、
音楽が効果的に人びとの耳に残る造りになっている。
しかし、ミュージシャンとしての特性は、
CM音楽のジャンルだけに限定されるということでないのは、自明である。
それは映像の編集点やカメラや映像の中の人やものの動きに関しても
同様であることが膨大な画コンテの中から読み取る事ができる。
CMによっては、これでもかと思えるくらいのカット割を
綿密に描いたコンテが作成されている。
まるで、この人はコンテを描くことによって自分の頭の中で
時間軸が動き出し、まるで音楽のスコアを描くように
画コンテを紡いでいくのだろうか?とすら思う。
その楽器は多種多様である。
それは出演タレントだったりCGだったりアニメーションだったり、
台詞だったり、ナレーションであったり効果音であったり、
それらの様々な要素が映像として定着されるとき
どのようになっていくのかということの完璧な設計図になっている。
あまりの細かさと、その正確さに恐れ入るのである。
しかし、このミュージシャンの資質をもった
CMディレクターはそれだけではとどまらない。
というか、すぐに自己の作った枠から逸脱しようとするのである。
創造と破壊を繰り返す。
まさにここの部分を捉えると、一種の芸術家であるとも言える。
それは以下のような事実からも伺える。
現場で起きた予想もつかないことを中島さんは受け止め、受け入れる。
それはスタッフの進言に関しても同様である。
スタッフの言葉に耳を傾け、自己の設計図にだけとらわれず
刻々と変容を重ねながら
新しい価値観を模索し続けているのである。
だからこそ、20年以上も第一線で活躍されているのだろうし、
それ以外のジャンルでも一流であり続けられるのだろう。
複数のADが中島さんのことについて以下のようなことを書いていた。
中島信也は一流の司会者であり、作詞家であり、作曲家であり、大学教授であり、
会社役員であり、上司であり、父であり、夫であり、もちろんCMディレクターであると。
なるほどなああああと感心した。
会場には等身大の石膏像がある。
もちろん、彼の頭上には何故か一輪の薔薇が添えられている。
そこのフロア(@ggg・1階)で行われている展示が面白い。
CMの出来るまでの映像ドキュメントの展示がものすごくリアルなのである。
そして、僕は、SONYのリバティのCMを、久しぶりに見て、
20数年前にこの業界で働き始めたことの喜びを
あらためて噛み締めたのだった。
「絵コンテ原画展」(@クリエイションギャラリーG8)
「中島信也と29人のアートディレクター」(@ギンザ・グラフィック・ギャラリー)にて
10月26日(金)までやっています。